◇社長 島 紀彦 君へ!

 ■ 2017年6月7日

「古文の授業なんか時間のむだだ。現代語訳で読めばいいんだよ。」

 

高校のときそんな声をよく聞きました。

 

私が3年間過ごした理数科は、体育と芸術を2こま減らし、理科と数学の授業にあてるというクラスでした。

 

同級生のほとんどが研究者や医者になっています。

 

そういう人が古典になにを学ぶかは自由です。

 

しかしそもそも古文を読むとはどういうことか。

 

目的や動機がなんであれ、古の人の精神におのずから行き当たる動作です。

 

精神は肉体という形に宿る。

 

肉体が滅した後、精神を宿す形は、肉体が残した言葉をおいてほかにない。

 

心を通わせたい目の前の友だちと話すために、わざわざ通訳や解説をはさむ人などいません。

 

言い換えたり、まとめたりした瞬間、言葉が宿す精神は雲散霧消する。

 

言霊でしょうか。

 

等身大のままの偉人に会いたいから、非効率に見える原典をたどるのが効率的な近道だと思うのです。 

 

 

 

 

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